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菊﨑泰枝先生、松田覚先生の最終講義を行いました。

3月8日(土)、本年度末をもって定年退職を迎える菊﨑泰枝教授および松田覚教授の最終講義が行われ、学部生をはじめ、卒業生、教職員など約50名が出席しました。

菊﨑泰枝教授は2010年に給食経営管理学担当の教授として着任され、長年にわたり教育・研究に尽力されてきました。最終講義では、「食品科学分野における天然物化学研究-40年を振り返って―」と題し、大学院生時代から現在に至るまでの研究の軌跡を振り返るとともに、食物科学分野における天然物化学研究の未来について展望を語られました。研究がどのように発展し、関連分野や教育にどのように寄与していくかについて、熱心に語られた講義は、聴講者にとって非常に示唆に富むものでした。

松田覚教授は2013年に生活健康学専攻から食物栄養学専攻へ異動され、その後も一貫して食と健康の関係に関する研究を深めてこられました。最終講義では、「病因としてのエングラム理論について」と題し、中心的に取り組んできた「エングラム理論」を振り返るとともに、今後の研究の方向性について語りました。講義の締めくくりには「エングラム理論は永遠です」と語られ、聴講者の心に深く刻まれました。

講義終了後は、感謝と労いの意を込めて記念パーティーが開催されました。参加者は両教授との思い出を語り合い、和やかな雰囲気の中で歓談を楽しみました。長年にわたり教育・研究に貢献され、多くの学生を育てられた両教授に対し、感謝の言葉が次々と寄せられました。

これまでの多大なるご尽力に深く感謝するとともに、今後のさらなるご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。